明石家さんまさんと中村玉緒さんの仲の良さは、単なる共演者やビジネスパートナーの域を遥かに超えています。そこには、互いに対する徹底したプロ意識と敬意が存在していました。
さんまさんは、どれほど番組内でいじり倒そうとも、カメラが止まれば「昭和の名優・勝新太郎の妻であり、大映の看板女優」である玉緒さんに対して常に最上級の礼を尽くしていました。一方の玉緒さんも、さんまさんのお笑いに対するストイックな姿勢と優しさを心から尊敬し、どんな無茶振りにも全力で応え続けました。
「さんまちゃんの前では嘘をつけない」「さんまちゃんが笑ってくれるなら何でもやる」という玉緒さんの全幅の信頼に対し、さんまさんもまた「玉緒さんの笑顔は人を幸せにする天才」と称賛を惜しみませんでした。損得勘定のない純粋な信頼関係こそが、二人が長年愛され続けた理由です。