マイクの前で発せられる彼女の声には、どこか親しみやすく、それでいて心地よい緊張感がある。台本通りに進行するだけでは決して生まれない、ライブ感あふれるリアクション。リスナーからのメッセージに対する絶妙な間合いの合いの手は、長年ラジオ空間で揉まれてきた確かな腕を感じさせる。
気取らない素の表情を見せる度量がありながら、決して一線を越えない品格を保つ。このさじ加減こそが、彼女が多くのファンに長く愛され続ける最大の理由だろう。耳元で語りかけるような温かい語り口は、忙しい日常を送る現代人の心にすっと染み込んでいく。