与野党の情勢激変が刻一刻と進む中、最大の焦点となっているのが政権枠組みの維持に向けた過半数233議席の攻防だ。今回の解散総選挙において、与党陣営が過半数を死守できるか否かは、まさに今後の日本の政権構想を直接左右する分水嶺となる。
独自データから導き出された最新試算によると、与党が過去の選挙で強みを発揮してきた地方の「1人区」ですら、野党候補の一本化や批判票の受け皿形成によって激戦化している。かつてのような安泰選挙区は姿を消し、各党の情勢調査は日替わりで変動をみせる。注目選挙区における勝敗ラインは極めて低く、わずか千票単位の得票差で議席の帰趨が決まる選挙区が全国で50以上存在する計算だ。