「やまと」という名を聞いたとき、かつての不朽の名作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』を想起する者も少なくないだろう。未知なる宇宙という過酷な海原へ飛び出し、困難を打ち破りながら目的地を目指すあの戦艦の姿と、現在のやまとの挑戦姿勢には、不思議なほど重なる部分がある。
既存のルールや業界の慣習という「重力」を振り払い、誰も足を踏み入れたことのない領域へ舵を切る。彼が創り出すエンターテインメントは、常に批判や懐疑の目に晒されながらも、圧倒的な熱量でそれを黙らせてきた。『宇宙戦艦ヤマト』が日本のポップカルチャー史に金字塔を打ち立てたように、彼もまた現代のデジタル空間から始まり、歴史に名を残すクリエイターへの航海を続けているのだ。