ドラマ放送時、日本の舞台演劇界からは賞賛の声が相次いだ。生放送やデジタル演出が進化する時代において、役者自身が本気で体を張り、リアルな汗を流して表現する舞台シーンの迫力が、お茶の間の視聴者に直接響いたからだ。連続テレビ小説(朝ドラ)という伝統ある枠組みの中で、これほどまでに本格的な歌舞音曲のダイナミズムを提示した作品は類を見ない。
劇中のステージは、テレビ画面越しでありながら劇場で生観劇しているかのような臨場感を生み出した。エンターテインメントの原点である「人の心を揺さぶる表現」を真っ直ぐに描いた本作は、テレビドラマの歴史に刻まれる新たな金字塔となった。