現在、葛西臨海水族園を訪れる来館者の声に耳を傾けると、大量死事件当時の暗い影は完全に払拭されていることが伺えます。SNSや口コミプラットフォーム上でも、「アクアシアターのベンチに座ってマグロの回遊を眺めているだけで1時間経っていた」「給餌タイムのマグロのスピードが恐ろしいほど大迫力だった」といった感嘆の声が多数を占めています。
一方で、気になるのが葛西臨海水族園の建て替え・リニューアル事業の進捗です。東京都は開園から30年以上が経過した施設の老朽化対策と、さらなる生物多様性発信拠点の形成を目指し、隣接敷地における新水族館の建設工事を推進しています。
「現在のガラスドームやマグロ水槽は見られなくなるのか?」という不安の声も聞かれますが、新施設が開業する2028年前後までは現行の本館水槽が通常通り営業を継続する計画となっています。現在の歴史あるアクアシアターの建築美と、外洋の王者が織りなす回遊展示をオリジナル空間で堪能できる期間は限られており、今こそ現地を訪れる絶好のタイミングと言えます。