ネット上に溢れる100パーセント当たる占いの噂の真相を追究すると、客観的な事実として「的中率100%」を断言できる無料占いは存在しません。未来の事象は無数の選択肢と環境要因によって常に変化するものであり、統計学や確率論の観点からも完全な予知は不可能です。さらに、消費者保護の観点からも断定的な表現は厳しく制限されています。
それにもかかわらず、SNS等で「姓名判断で的中率100%の真偽を確かめたら完全に当たっていた」といった声が散見されるのはなぜでしょうか。その正体は、過去の行動パターンや誰しもが持つ普遍的な性格特性を言語化されたことによる「後方視的納得感」にあります。あらかじめ用意された膨大なテキスト群の中から、自分が共感できる部分だけを脳が無意識に抽出し、「完璧に言い当てられた」と認知してしまうのです。