一般の市民マラソンとは異なり、このイベントの根幹を支えるのが独自のハンデ戦システムだ。一般芸能人、運動自慢のタレント、そして世界レベルのアスリート。それぞれが異なるスタート時間を与えられ、最終周回で全員がほぼ同時にゴール前へなだれ込むように計算されている。この番組スタッフによる絶妙な時間設定は、もはや職人芸の域に達していると言っていい。
だが、その絶妙さゆえに、毎年ネット上では熱い議論が巻き起こる。「プロへのハンデが厳しすぎるのではないか」「いや、これこそがエンターテインメントの極致だ」といった声が飛び交う。公平性とエンタメ性の狭間で揺れ動くこのシステムだが、ギリギリのデッドヒートを生み出すためのスパイスとして、これ以上のものは存在しないだろう。