南北約2キロメートルにわたって続く氷川神社の参道。樹齢数百年のケヤキ並木が覆うこの緑の回廊周辺は、いま最も熱いカフェの出店エリアとなっている。近年特に存在感を増しているのが、サステナビリティと健康意識を前面に打ち出した「ボタニカルカフェ」の存在だ。
テラス席に身を置き、木漏れ日を浴びながら味わうヴィーガンスイーツやオーガニックのオーツミルクラテ。朝のウォーキング途中に立ち寄る近隣住民から、わざわざ都内から足を運ぶ感度の高いカップルまで、人々の目的は様々だ。都会の喧騒から隔絶された静けさと高品質な一杯の組み合わせは、都市生活者のストレスを解きほぐすための極上の処方箋となっている。