ファンが最も息をのんで見守ったのが、平手友梨奈の脱退とグループの結末、そして改名へと至る一連の「真相」だ。映画本編やパッケージ化の際に明かされた未公開カットには、過呼吸に倒れ込み舞台を降りざるを得なかったライブの裏側や、楽屋で重い沈黙を守るメンバーたちの生の表情が克明に刻み込まれている。
そこに存在したのは、大人の意図的なシナリオや安易なゴシップではない。「表現とは何か」「自分たちの音楽とは何か」を極限状態の中で問い続けた少女たちの切実な闘いだった。突然のセット変更、直前のパフォーマンス変更、そして誰も予想しなかった脱退劇。カットされた映像の隅々にまで宿っていたのは、アイドルという限られた枠組みには到底収まりきらなかった熱情と、あまりにも痛烈な切なさだった。