熱中症予防の観点から、夜間もエアコンを稼働させ続けることが推奨されています。「つけっぱなしにすると喉をやられる」とタイマーで切ってしまうと、室温上昇による中途覚醒や脱水症状を招くため、設定を工夫して喉を守りながら連続運転を行うのが賢明な判断です。
まず見直すべきは風向きと風量設定です。冷風が直接顔や喉に当たると、気化熱で体温が奪われるとともに粘膜の乾燥が一気に加速します。風向きは必ず「上向き」または「水平」に固定し、体に直接冷風が当たらない気流をつくりましょう。風量は「微風」よりも「自動」に設定したほうが、設定温度到達後に送風量が抑えられ、乾燥の進行を防ぐことができます。
設定温度の目安は26℃〜28℃に保ち、冷やしすぎを防ぐことが基本です。就寝中は口呼吸になりやすいため、鼻呼吸を促すマウステープや通気性の良いシルク製・不織布製の保湿マスクを着用して眠るだけでも、呼気に含まれる水分で喉の潤いを維持できます。