ここ数年のメイクアップトレンドは、明らかに「盛る」から「整える」へとシフトした。ファンデーションを塗り重ねる従来のアプローチに疲弊した消費者が求めたのは、素肌そのものが美しいかのような仕上がりだ。市場調査データによれば、ベースメイクカテゴリにおける化粧下地の売上シェアは年々増加傾向にあり、とりわけ低刺激設計とUVカット機能を両立したハイブリッド型下地の需要が急増している。
背景にあるのは、環境変化やストレスによる「ゆらぎ肌」自覚者の増加だ。かつては特定の人々の悩みだった「敏感肌」が今やマジョリティとなり、日々のベースメイクにもスキンケアの延長としての役割が強く求められるようになった。この潮流の中で、製薬会社発の信頼感と確かな実効性を兼ね備えたプロダクトが脚光を浴びるのは自然な流れと言える。