館内最大のハイライトは、ガラス張りの巨大温室「チョウの園」です。一歩足を踏み入れると、南国の花々が咲き誇る亜熱帯の空間が広がり、日本最大級の蝶であるオオゴマダラをはじめ、約10種・1,000匹前後の蝶が優雅に飛び交っています。金色の蛹(さなぎ)が整然と並ぶ姿や、来館者の衣服にふわりと止まる様子は、子供だけでなく大人も息をのむ美しさです。
さらに見逃せないのが、世界の昆虫を体系的に学べる展示フロアです。世界最大のカブトムシである「ヘラクレスオオカブト」や、美しい光沢を放つ「ニジイロクワガタ」など、図鑑でしか見られないような生きた巨大昆虫が目の前で動く姿は圧巻の一言。世界各地の標本コレクションも数千点規模で常設されており、昆虫の多様性と進化の驚異を肌で体感できる構成となっています。