ネット上のQ&A掲示板などでは「再起動を繰り返すときは、充電ケーブルを繋いだまま数日間放置すれば直る」「ドライヤーで温めるとバッテリーが一時的に復活する」といった民間療法的な言説が散見されますが、これらには重大なリスクが伴います。
著しく劣化して内部短絡(ショート)を起こしかけているリチウムイオンバッテリーに連続給電を続けると、電解液のガス化によるバッテリー膨張を引き起こします。iPhone 6は筐体が薄型アルミ設計であるため、内側から膨らんだバッテリーが液晶パネルを押し上げ、ガラス割れやタッチセンサーの物理的破損という二次被害を招く危険性が極めて高いのです。
また、安価な粗悪サードパーティ製Lightningケーブルや、電圧が不安定な古い充電アダプタを使用していること自体が、起動電力を満たせずに再起動ループを引き起こす原因になっている盲点もあります。給電環境をApple純正ケーブルおよび安定した出力(5V/1A〜2.4A)のアダプタに変更するだけで、あっけなく正常起動するケースも実在します。