話の始まりは、子育て世代のネット掲示板やSNSだった。「市販されている高価なオムツ用処理袋を買うくらいなら、食パンの空き袋を使ったほうが遥かに匂わない」——そんな半信半疑の投稿が、一気に拡散されたのだ。
実際に試した人々からは驚きの声が相次いだ。夏の猛暑日であっても、使用済みのおむつや魚の生ゴミを入れ、口をしっかり縛っておけば、ゴミ箱を開けたときのあの不快な臭いがほぼゼロになる。この「裏ワザ」は口コミで広がり、製パン用品店や資材通販サイトで、本来はパン屋向けに卸されていた無地の食パン袋が個人の買い注文でパンクする事態まで引き起こした。