北島三郎の代名詞ともいえるのが、東京都八王子市に構える敷地面積約1,500坪、総部屋数30室以上を誇る白亜の大豪邸です。かつては北島ファミリーの弟子たちが住み込みで修行を行い、元日には大勢の関係者が集う「昭和芸能界の象徴」として広く知られてきました。
現在、この大豪邸は高齢となった北島三郎の身体に配慮し、大幅なバリアフリー改修が施されています。段差の解消やエレベーターの利便性向上、手すりの増設など、車椅子でも快適かつ安全に移動できる環境が整えられました。
かつて弟子たちが寝泊まりしていた部屋は整頓され、現在は妻の雅子夫人や実娘ら家族が身の回りのケアを行っています。緑豊かな八王子の自然に囲まれ、四季の移ろいを感じながら、愛犬と戯れたり庭を眺めたりする穏やかな日常を過ごしています。かつての活気あふれる道場のような空間から、家族の温もりに包まれた終の棲家へと、邸宅はその役割を優しく変化させています。