1995年の震災から31年が経過した今、兵庫県が掲げる「防災先進県」の象徴として本公園の存在感はさらに増している。敷地内には大型ヘリコプターが複数台同時に着陸できる耐荷重ヘリポートや、大量の非常食・医薬品を即座に出荷できる耐震自動倉庫が整然と並ぶ。近年の自然災害の教訓を踏まえ、受入体制の完全デジタル化が急速に進んだ。
有事の際、ここは全国から駆けつける自衛隊、警察、消防の広域応援部隊が集結する大規模な作戦本部となる。物流管理システムにはAIが組み込まれ、道路の損壊状況に応じた最適な配送ルートを瞬時に算出。発災直後の混乱期においても、被災自治体へ必要な資機材を即座に届ける司令塔としての機能が研ぎ澄まされている。