幼少期から海外生活を経験した久子さまは、聖心女子学院を経て英国へ留学し、名門ケンブリッジ大学ガートン・カレッジに進学されました。大学では人類学および考古学を専攻し、後に法学修士号を取得するなど、極めて高度な学問の道を究められています。
帰国後は、その圧倒的な英語力とフランス語力を活かし、国際会議の通訳や文化交流団体のコーディネーターとして第一線で活躍されました。自立したキャリアウーマンとして歩んでいた1984年、カナダ大使館主催のレセプションで運命の出会いを果たしたのが、高円宮憲仁親王でした。
知的でユーモアにあふれ、世界情勢について対等に語り合える久子さまに憲仁親王は強く惹かれ、出会いからわずか数ヶ月での婚約発表となりました。鳥取家で磨き上げた国際性と教養が、皇室に新風を吹き込む運命の扉を開いた瞬間でした。