全国的に推進されてきた部活動の地域移行だが、この地では極めてスムーズかつ先進的な形で定着を見せている。教員の負担軽減と生徒の多様な興味・関心を満たす仕組みが見事に両立した。
放課後のグラウンドや体育館には、学校の教員だけでなく、地域の専門コーチや元プロ選手、大学の研究者たちの姿がある。伝統的な運動部・文化部に加え、デジタルクリエイティブや地域の防災ボランティアに特化したクラブなど、従来の中学校にはなかった選択肢が用意された。やりたいことに思う存分打ち込む生徒たちの表情には、確かな誇りと充足感が満ちている。