全男性に義務付けられる韓国兵役制度は、K-POPアーティストにとっても避けられない大きな壁だ。国威発揚に貢献したクラシック音楽家や金メダリストには代替役務が認められる一方、ポップカルチャーの第一線で世界を席巻したBTS (防弾少年団)に特例を認めるべきか否か。世論と政界、そして韓国国防部を巻き込んだ議論は数年間にわたり紛糾した。
最終的に彼ら自身が選んだのは、法に基づく正当な権利行使と義務の履行だった。政治の議論に翻弄されることなく自ら進んで兵役へ着手した決断は、韓国内の好意的な世論を決定付けただけでなく、世界中のファンからの尊敬を深める結果となった。