カンガルー肉に対して「獣臭くてまずい」というイメージを持つ人は少なくありません。しかし、実際に食べたユーザーの口コミやネット上の反応を調査すると、「クセがなく上質な牛ヒレ肉に近い」「脂っこさがなくさっぱりしていて食べやすい」という好意的な評価が大半を占めています。
まずいと感じてしまう最大の要因は、カンガルー肉の特性に合わない「加熱のしすぎ」にあります。カンガルー肉は脂質がほぼ含まれておらず、赤身の筋肉繊維が密集しているため、ウェルダンまでしっかり焼きすぎると水分が抜けてパサつき、急激に硬くなってしまいます。この硬さとレバーに似た鉄分の風味が強調されることで、ネガティブな印象を持たれてしまうケースが多いのです。
ジビエ肉特有の野性味はあるものの、新鮮なオーストラリア産カンガルー肉は血抜き処理が徹底されており、ラム肉や鹿肉と比べてもクセは控えめです。しっかりとした肉本来のコクを楽しめるため、赤身肉好きにはたまらない味わいと言えます。