生理予定日前後に訪れる出血が生理なのか着床出血なのかを見極めるには、「色」「量」「継続期間」「痛みの質」の4要素を総合的に観察することが手がかりとなります。
着床出血でみられる典型的な特徴は以下の通りです。
- 出血の色:鮮血である生理とは異なり、薄いピンク色や茶褐色(おりものに血が混ざったような色)であることが大半です。
- 出血の量:生理のように日を追うごとに量が増えることはなく、トイレットペーパーで拭いた際にうっすら付く程度、あるいはおりものシートで十分間に合うごく少量にとどまります。
- 続く期間:通常の生理が5〜7日程度続くのに対し、着床出血は半日〜3日程度で自然に治まります。
- 下腹部痛の特徴:生理痛のような重い鈍痛ではなく、下腹部がチクチク・ツーンと引っ張られるような局所的な痛みを感じるケースが目立ちます。
基礎体温を記録している場合、体温の推移も有力な判断材料です。生理であれば体温が急降下して低温期に入りますが、妊娠が成立していればプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が続くため、高温期が継続します。