ファンが最も気に掛ける「雨上がり決死隊の再結成の可能性」について、客観的な情勢を見る限り、短期・中期的な再結成のハードルは極めて高いと言わざるを得ません。
ナインティナイン、FUJIWARA、バッファロー吾郎らと共に一世を風靡した『吉本印天然素材』の時代から、二人は幾多の挫折と栄光を分かち合ってきました。宮迫氏が2012年に胃がんの手術で胃の3分の1以上を切除した際、蛍原氏が病室に通い詰め、舞台裏で涙を流しながらコンビの冠番組を守り抜いたエピソードは、ファンの間で伝説として語り継がれています。
しかし、そうした「命の恩義」や「深い情愛」があったからこそ、裏切られたと感じた際の亀裂は深く、容易には修復できません。現在、蛍原氏は吉本興業の強固な組織基盤の中でテレビタレントとしての役割に専念しており、リスクの高い宮迫氏との電撃合流に踏み切る合理的理由は見当たりません。宮迫氏側がどれほどラブコールを送ったとしても、蛍原氏が納得できるだけの「必然性」と「信頼の再構築」が果たされない限り、公式な場でのコンビ復活は極めて困難です。
ただし、芸能界の歴史を振り返れば、数十年単位の歳月を経て雪解けを迎えたコンビやグループも存在します。双方がそれぞれの領域で完全に自立し、かつての恩讐が思い出へと昇華されたとき、一夜限りのトーク番組やチャリティイベントといった形式で同じフレームに収まる日が訪れる可能性までは、完全には否定できません。