かつてアイドルグループ「ゆるめるモ!」のメンバーとして活動していた初期から、彼女は自身の脆さや痛みを隠そうとはしなかった。リストカットの傷跡が見える写真をSNSに投稿したり、歌詞の中で自傷や死生観について触れたりする姿は、当時のアイドルシーンにおいて異端であり、同時に強烈なカリスマ性を放っていた。
大人たちが眉をひそめる一方で、居場所のない10代後半から20代の若者たちは、彼女の姿に「自分と同じだ」という強烈なシンパシーを抱いた。彼女はただの「病みかわいい」アイコンではなく、言葉にできない苦しみを体現する存在だったのだ。