デジタル端末に囲まれて育つ子どもたちが増える現代において、手先をフルに使って触覚を刺激する折り紙は、幼児教育・知育の最前線で極めて有効なツールとして注目されている。指先は「第2の脳」とも呼ばれ、指先を細やかに動かす微細運動能力は、脳の運動野や前頭前野をダイレクトに活性化させるためだ。
平面の紙が立体へと変わるプロセスを体験することは、2次元と3次元を行き来する空間認識力や、論理的思考力の基礎を育む。一般社団法人日本折紙協会が展開する教育プログラムや、NHK for Schoolなどで配信される分かりやすい解説動画は、教育機関のみならず家庭での知育実践を力強く支えている。
冬休みの自由研究や季節行事として、親子でテーブルを囲みながら試行錯誤する時間は、単なるスキルの習得を超えて、粘り強く課題をやり遂げる非認知能力を育む貴重な機会となっている。