南部梅林の主役となるのは、大粒で果肉が柔らかい最高級品種として知られる南高梅(なんこううめ)です。例年、1月下旬の開園とともに麓から徐々に咲き進み、山全体が純白の花に包まれる壮大な景観へと移り変わります。
2026年シーズンの開花推移は、暖冬傾向と年明けの寒暖差の影響を受けつつも順調な歩みを見せています。1月下旬の開園時点では「咲き始め(1〜2分咲き)」だった園内も、2月上旬に入ると日当たりの良い南向き斜面を中心に「3分〜5分咲き」へと進み、梅特有の爽やかな香りが漂い始めます。
最も気になる満開のピーク時期は2月中旬から2月20日前後と予想されます。山頂付近まで花が開くこのタイミングは、まさに「一目百万、香り十里」の言葉通り、360度どこを見渡しても白い絨毯を敷き詰めたような絶景が広がります。2月下旬に入ると花吹雪が舞う風情ある景観が楽しめ、散策路を歩くだけで心地よい春の息吹を体感できます。