旧裏時代の伝説から約20年の時を経て、再び奇跡が起きた。2016年に開催されたアニバーサリーイヤーを祝うイベント「ポケモンカードゲーム 20th Anniversary」のカウントダウンステージに、超ド派手な衣装を纏った小林幸子が降臨したのだ。
その場でサプライズ配布されたのが、あの「MサチコEX」である。イラストには金色の巨大な後光を背負ったメガサチコ本人がCGで描かれ、HPやワザのテキストに至るまでエンタメ精神全開で作られたこのプロモカードは、瞬く間にファンの間で語り草となった。株式会社ポケモンが公式に認めた「究極のジョークカード」でありながら、イベントの参加者や関係者など極めて限られた層にしか手渡されなかったため、供給量は極度に絞られた。
冗談のようなビジュアルと、冷徹なまでの希少性。このギャップこそが、現在の爆発的な市場価値を生み出した最大のトリガーである。