市販薬の安全性管理を管轄する厚生労働省および医薬品医療機器総合機構(PMDA)のデータベースにおいても、エバスチン製剤の安全基準は高く評価されている。長年の処方実績に基づく副作用報告の蓄積があり、第2類医薬品としての適正使用ガイドラインが厳格に定められている。
ただし、肝機能障害や既往症がある場合は代謝に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要だ。また、緑内障や前立腺肥大などの基礎疾患を持つ高齢者の服用に関しては、第1世代薬ほど厳格な禁忌ではないものの、添付文書の記載事項や薬剤師への事前確認が強く推奨される。公的機関の公表資料に目を通し、自己判断に頼りすぎない姿勢が肝要だ。