「紙巻きタバコからアイコスなどの加熱式タバコに変えたから大丈夫」「タールが少ないから勃起力への影響はないはずだ」と考えているなら、それは危険な誤解です。加熱式タバコであっても、男性機能を低下させる主犯であるニコチンは紙巻きタバコとほぼ同等量が含まれています。
アイコスのメンソール銘柄を吸った場合でも、ニコチンによる強力な血管収縮作用は即座に発動します。臨床現場のデータにおいても、加熱式タバコのヘビースモーカーが若年性EDを発症して受診するケースは2026年現在、増加傾向にあります。
また、ニコチンを含まない電子タバコ(VAPE)なら安心かというと、一概にそうとも言い切れません。メンソール香料などの添加物加熱時に発生する化学物質が、血管の内壁を守る「血管内皮細胞」に酸化ストレスを与え、血流調整機能を損なう可能性が近年の研究で指摘されています。形状やデバイスが進化しても、吸入行為自体が血管系に負荷をかける現実は変わりません。