スーパーの野菜売り場で頻繁に見かける「スナップエンドウ」と「スナックエンドウ」という2つの表記。ネット上では「品種が違う」「甘さのレベルが異なる」といった誤った情報も散見されますが、農林水産省の分類上、両者は全く同一の野菜です。
1970年代にアメリカから導入された際、英語の「snap(ポキッと折れる、パチンと音を立てる)」に由来して「スナップエンドウ」と名付けられました。しかし、当初ある種苗メーカーが「おやつのようにスナック感覚でポリポリ食べられる」というキャッチコピーとともに「スナックエンドウ」の商標で普及させた経緯があります。その後、1979年に農林水産省の「野菜生産出荷安定法」に基づく統一名称として「スナップエンドウ」と定められましたが、現在でも流通名として両方の表記が残っています。
店頭で鮮度と甘みが詰まったスナップエンドウを選ぶ際は、以下の3点に注目してください。
- 緑色が濃く均一で、表面にみずみずしいハリとツヤがあるもの(くすんだ黄色味のあるものは鮮度低下)。
- サヤがふっくらと丸みを帯び、中の豆の形が浮き出すぎず適度に詰まっているもの(豆が育ちすぎていると皮が硬くスジっぽくなりやすい)。
- ガク(ヘタの付け根の緑の部分)がピンと張っており、切り口が茶色く変色していないもの。