この場所を目指すのであれば、点としての点描観光にとどめず、斜里岳や知床半島へと連なる水と生命の循環を感じ取る周遊ルートをおすすめしたい。清里町内には、夏場にサクラマスが急流を飛び越えて上流を目指す「さくらの滝」など、生命力にあふれた自然スポットが点在している。
朝もやが漂う静謐な時間帯に池を訪れた後、パノラマラインを経由して摩周湖の展望台へと足を伸ばせば、地上と地下で深く繋がる「水の循環」を全身で実感できるはずだ。道中、地元の農家が育んだ甘み豊かなジャガイモや採れたて野菜の料理に舌鼓を打つのも、道東旅の代えがたい魅力である。