子宮頸がん検査結果の見方ガイド|判定の意味と要精密検査の正しい対処法を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
受診者が自身の置かれた状況を客観的に比較・評価できるよう、ベセスダシステムの主要な判定区分、従来のクラス分類、想定される病変レベル、推奨される医学的アクションを体系的な一覧表にまとめました。
判定区分(ベセスダ)旧クラス分類相当疑われる組織学的状態推奨される次の医療手順編集部の臨床的見解NILM
(正常・陰性)クラスI 〜 クラスII正常細胞、または良性の炎症性変化2年ごとの定期自治体検診を継続過度な心配は無用。ただし無症状でも隔年の継続受診は必須。ASC-US
(意義不明な異型細胞)クラスII 〜 クラスIIIa軽度の炎症、または軽度異形成(CIN1)疑いHPV検査を実施。
陽性ならコルポスコピー、陰性なら1年後再検最もパニックが起きやすい判定。半数はHPV陰性で通常検診へ戻る。LSIL
(低度異形成疑い)クラスIIIaHPV一過性感染、軽度異形成(CIN1)速やかにコルポスコピー検査および組織診を実施自然消失の可能性が高い段階。確定診断を受けた上で冷静な経過観察へ。ASC-H
(高度病変疑い除外不能)クラスIIIa 〜 クラスIIIb中等度〜高度異形成(CIN2〜3)の可能性直ちに婦人科専門医によるコルポスコピー・生検見逃しを防ぐための重要判定。放置せず1か月以内の精査受診を推奨。HSIL
(高度異形成・上皮内がん疑い)クラスIIIb 〜 クラスIV中等度異形成(CIN2)、高度異形成(CIN3)、CIS精密検査後、円錐切除術などの治療方針を決定前がん病変の段階で発見できた好機と捉え、速やかな治療移行が肝要。SCC / AGC
(扁平上皮がん・腺系異常)クラスIV 〜 クラスV浸潤がん、または腺がん系の病変がん拠点病院や総合病院での詳細な画像診断と病期判定直ちに行動すべき局面。専門医のチーム医療のもとで治療を開始する。