テレビ東京の底力を象徴するのが、深夜枠から爆発的ヒットへと成長した「グルメドラマ」というジャンルだ。中でも松重豊が主演を務める『孤独のグルメ』は、おじさんがただ料理を食べるだけというシンプルな構図ながら、普遍的な癒やしと食への情熱を描き出し、国内外でカルト的な人気を獲得した。
過度な演出を排除し、実在する店舗の魅力をありのままに伝えるスタイルは、台湾や韓国などアジア圏でも絶大な支持を集めている。低予算だからこそ生まれたこの画期的なフォーマットは、今や海外市場でも高く評価され、日本のドラマコンテンツの新たな輸出モデルとして大きな役割を果たしている。