悪性リンパ腫のしこり写真と特徴|触った硬さ・痛みの有無と受診目安の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
首や脇にしこりを感じたとき、それが緊急を要する悪性リンパ腫なのか、あるいは経過観察で良い良性病変なのかを切り分けるための客観的指標を整理しました。以下の比較表は、日本血液学会の診療ガイドラインおよび臨床統計に基づき、編集部が各疾患の識別パラメーターを体系化したものです。
疾患・分類触った硬さ・質感痛みの有無と経過推移外見・写真上の特徴警戒すべき基準・編集部評価悪性リンパ腫
(血液のがん)ゴムまり様、弾力性あり、周囲と癒着すると動かない無痛性(押しても痛まない)
数週間〜数ヶ月で徐々に増大皮膚の色は正常なまま隆起、中心孔なし2cm超・増大傾向は即精査。血液内科または耳鼻咽喉科を受診急性リンパ節炎
(感染症に伴う腫れ)やや柔らかい〜弾性、皮膚の下でコロコロ動く強い圧痛・自発痛あり
数日で急激に腫れ、1〜2週間で縮小皮膚が赤く熱を持つことがある(熱感)風邪や虫歯治療後に好発。2週間以上縮まない場合は再検査が必要粉瘤(アテローム)
(良性皮膚腫瘍)皮膚直下にあり、やや軟〜弾性、ドーム状通常は無痛。感染(化膿)すると激痛を伴う中央に黒い開口部(へそ)あり、独特の臭気形成外科や皮膚科の領域。悪性化の危険は極めて稀脂肪腫(リポーマ)
(良性軟部腫瘍)マシュマロのように極めて柔らかい、可動性良好無痛。年単位の極めて遅いスピードで増大皮膚変化なし、境界明瞭なやわらかい膨らみ良性疾患。日常生活に支障がなければ経過観察となるケースが多い