小堀を語る上で欠かせないのが、相方である川谷修士の存在だ。1993年の「2丁拳銃」結成以来、二人は幾多の波乱を乗り越えてきた。若手時代、心斎橋筋2丁目劇場での爆発的な人気から東京進出を果たし、コントと漫才の両軸で鋭い笑いを提示し続けた実力派である。
「修ちゃん(川谷修士)がいなかったら、俺はとうにこの世界から消えてますから。あいつのツッコミがあるから、俺のボケが生きる」と小堀は語る。劇場を爆笑の渦に巻き込む二人のテンポ感は、結成30年以上が経過した現在もなお研ぎ澄まされている。単なる「クズと苦労人」という構図を超えた絆が、劇場に足を運ぶ観客を魅了し続けているのだ。