下積み時代を経て、彼は怒涛の勢いで役者としての階段を駆け上がった。大ヒット映画『東京リベンジャーズ』で見せた圧倒的な存在感や、怪獣映画の金字塔『ゴジラ-1.0』での鬼気迫る演技は、国内外の批評家から絶賛を浴びた。さらにNHKの『大河ドラマ』で見せた迫真の武将姿は、お茶の間の視線を釘付けにした。
カメラの前で見せる狂気すら孕んだ集中力。それはまさに、かつてナゴヤ球場やマツダスタジアムで泥にまみれて白球を追っていた実父の姿と重なる。役作りに対する一切の妥協を許さない姿勢は、間違いなくプロ野球選手・山田和利のDNAが引き継がれている証だ。現場で見せる泥臭い努力こそ、彼の最大の武器となっている。