昼12時の時報とともに31年半にわたって言葉を届け続けた聖地、新宿アルタ。最終日の昼、いつも通りのテーマ曲とともに幕を開けたレギュラー放送の空気感は、驚くほど普段通りだった。
テレフォンショッキングのラストゲストは吉永小百合。遠隔中継を結び、飾らない軽妙なやり取りが繰り広げられた。感傷的な演出に流されず、最後まで「いつもの昼」を演じきった姿勢こそ、主宰者の美学そのものだ。日常の中に溶け込んでいた番組だからこそ、あえて普段着のまま幕を下ろす。観客の拍手と歓声に包まれながら、昼の歴史は静かに、そして確かに完結した。