入手困難の代名詞とも言える秋田の「新政」や「十四代」といったプレミアム酒は、一体どのようなルートで店舗へと運ばれるのか。その裏には、特約店と呼ばれる正規取扱酒販店と店主との間で長年にわたり築かれた固い信頼関係が存在する。
転売や不正流通を防止するため、酒販店は蔵元の想いを正確に飲み手に伝えられる店舗にのみ限定して出荷を行う。さらに店舗側の保管体制も厳しい。マイナス5度の専用セラーを完備し、光や振動を徹底的に遮断した環境で管理されることで、蔵出し直後のフレッシュな味わいがそのまま客席へ届けられる仕組みだ。