テクノロジーとの融合も、このブームを力強く後押ししている。今期発表された最新のウェラブルデバイスの中には、前頭葉の脳波をリアルタイムで測定する極薄センサーを内蔵したプロダクトが登場した。締め付け具合を自動調整し、集中の質を可視化する仕組みだ。
IT企業が集積する六本木のオフィスでは、エンジニアたちがこのギアを装着して画面に向かう光景が当たり前になった。長時間のデスクワークによる眼精疲労や集中力の切れを予防するヘルスケアツールとしても評価されている。伝統的な布切れが、デジタル時代の最先端デバイスへと生まれ変わった瞬間と言えるだろう。