ネット上の議論と実際の会場での温度感には、興味深いギャップが存在します。コミケのヴィーガンメニューに対するネットの反応を見ると、当初は「オタクとヴィーガンは水と油」「肉を食わせろ」といった反発的な声が目立っていました。しかし、実際に現地で食べたコミケ参加者の口コミ・評判を追跡すると、極めて現実的かつ好意的な評価が多数を占めています。
「午後になっても胃もたれせず、重い同人誌を持って歩き回るのにちょうどいい」「揚げ物ばかりでうんざりしていたので、野菜たっぷりのメニューは純粋にありがたい」といった、現場での実利に基づいたレビューがSNS上でシェアされるようになりました。
さらに見逃せないのが、海外からの参加者が急増している点です。欧米やアジア圏からのインバウンドサークル・一般参加者にとって、アレルギー表示や菜食対応はイベント参加の前提条件となる場合も多く、コミケが国際的なメガイベントとして成熟する上で不可欠なインフラとなっています。