TikTokやInstagram、YouTubeで自らのダンス動画を拡散し、オーディション前にすでに数万人のフォロワーを持つダンサーが増加した。セルフプロデュース能力が高い若手が増えた一方で、審査現場では新たな課題も浮き彫りになっている。
「個性が強すぎて主役より目立ってしまう」、あるいは「画面越しでは映えるが、大空間のステージではスケール感が足りない」という評価を受けるケースだ。バックダンサーの本質は、あくまで演出の一部として作品を完成させること。自己主張と調和のバランスをどう保つかが、現代のダンサーに課された大きなテーマと言える。