なぜ田中律子さんは、東京に生活基盤を持ちながら沖縄・恩納村にここまでの拠点を構えたのでしょうか。その原点には、彼女の海に対する深い情熱と社会貢献活動があります。
もともと熱心なダイバーとして沖縄の海に魅了されていた田中さんは、海水温上昇によるサンゴの白化現象を目の当たりにし、強い危機感を抱きました。そこで2006年にNPO法人「アクアプラネット」を設立。理事長として沖縄の海にサンゴを植樹する活動を本格化させ、現在に至るまで数万株以上のサンゴを海へ還す活動を継続しています。
さらに、彼女は一般社団法人日本サップヨガ協会の会長も務めています。水上に浮かべたボードの上で体幹を鍛えるSUPヨガの普及に尽力し、恩納村の穏やかで美しい海を舞台にインストラクターの育成や体験クラスを実施。単なる余暇の別荘ではなく、「サンゴの再生活動」と「SUPヨガの発信拠点」という明確な使命が、沖縄と東京を行き来する二拠点生活(デュアルライフ)を支える原動力となっています。