手帳の片隅やメッセージカードに、自分でお文具さんのイラストを添えてみたいというファンは少なくありません。お文具さんの構造は極めてシンプルですが、実は「絶妙なバランス」を掴むことが可愛らしく仕上げるポイントです。
初心者でも失敗しない簡単な描き方の基本手順は以下の通りです。
- 輪郭を描く:完璧な円ではなく、下部がやや横に広がった「やわらかいお餅」や「しずく型」をイメージして、ゆるやかな一筆書きの線を描きます。下ぶくれのフォルムを意識するのがコツです。
- 耳(突起)のバランス:頭のてっぺんに小さな丸みを帯びた突起を2つ描きます。左右対称になりすぎず、少し小さめに描くと幼い愛らしさが引き立ちます。
- 目と口を配置する:顔の中心よりも「やや下寄り」に、小さな黒丸(・)を2つ離れ気味に配置します。口は小さな「へ」の字や、控えめな線を描くだけで、独特のぽかんとした表情が完成します。
- 手足を描き足す:短く丸っこい手を体の横にちょこんと添えます。線がカクカクせず、流れるような曲線を意識すると「お文具さんらしさ」が劇的にアップします。
あえて定規で引いたような直線を使わず、多少の歪みや線の震えをそのまま残すことこそが、ゆるいイラスト本来の温もりを生み出す秘訣です。