ネット配信サービスが台頭し、コンテンツの消費スピードが爆発的に加速する現在、日本の映像制作は大きな転換期を迎えている。かつてのように「毎週決まった時間にテレビの前に座る」という視聴スタイルは過去のものとなりつつある。
こうした状況下で、彼はあえて「日本のものづくりの強み」にこだわっている。単に海外の真似事をするのではなく、日本独特の間(ま)や、言葉に頼らない感情の機微を丁寧に描くこと。それこそが、結果的に世界に通用するコンテンツになると確信しているようだ。彼の挑戦は、迷走する日本のテレビ業界にとって一つの指針となるかもしれない。