実は、瓜田は過去に顔面や体のタトゥーを消そうと本格的な除去治療を受けた経験がある。激痛を伴うレーザー照射を何度も重ね、皮膚が焼き切れるような苦痛と戦った。
しかし、完全に消し去るには膨大な時間とリスクが伴い、途中で施術を断念することとなった。皮膚に残った痕跡を見て、彼は「過去をなかったことにはできない」という事実に直面する。消すことを諦めた瞬間、彼は過去の罪や過ちを背負ったまま生きていく決意を固めた。この「消せなかった」という失敗の経験こそが、彼を単なる元アウトローから、深い人間味を持つ表現者へと変貌させる大きな転換点となったのだ。