自力での対策に限界を感じたり、日常生活に支障をきたしている場合は、医療機関での適切な処方やカウンセリングが確実な近道です。
受診先としては、まず胃腸そのものの器質的疾患を調べるために消化器内科を受診し、明らかな病変がないかを確認します。その上で、緊張や予期不安が主因であれば心療内科への相談が最もスムーズです。
西洋薬では、腸内ガスの気泡を破壊して体外へ排出しやすくする消泡剤(ジメチコンなど)や、過敏性腸症候群に用いられる消化管運動機能改善薬、過度な緊張を緩和する抗不安薬が状況に応じて処方されます。
また、体質からじっくり整える漢方薬も腹鳴恐怖症の治療で高い支持を集めています。
- 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):みぞおちのつかえ感や胃のゴロゴロ音、神経性胃炎に極めて有効。
- 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう):お腹が張って痛みやすいタイプや、過敏な腸の緊張を緩める。
- 安中散(あんちゅうさん):冷えがあり、神経質で胃痛や腹鳴が起きやすい人に適している。