トマトを食べた後に体調不良を覚えた場合、放置せずに医療機関で適切な診断を受けることが再発防止への第一歩です。受診先の選択肢と主な検査の流れを整理しました。
【受診すべき診療科】
- 大人の場合:アレルギー科、皮膚科、耳鼻咽喉科
- 子どもの場合:小児科(アレルギー専門医のいるクリニックが理想的)
【主な検査方法】
- 特異的IgE抗体検査(血液検査):血液中のトマト特異的IgE抗体価を測定し、感作の有無を判定。
- プリック・プリックテスト(皮膚テスト):実際の生のトマトに針を刺し、その針で皮膚を浅く刺して反応を見る検査。血液検査で陰性が出てもOASの症状がある場合に高い感度を発揮します。
- 食物経口負荷試験:確定診断のために、医師の厳重な管理下で実際にトマトを少量ずつ摂取して症状の有無を確認。
【万が一アレルギーが発症した際の対処法】
口の中に違和感を覚えたら、直ちに食べるのをやめて口を水ですすぎます。軽度の痒みや局所的な蕁麻疹であれば、処方された抗ヒスタミン薬を服用して安静にし、症状の経過を観察します。万が一、息苦しさやめまい、血圧低下といったアナフィラキシー症状が現れた場合は、迷わず119番通報による救急要請を行い、アドレナリン自己注射薬(エピペン)を所持している場合は速やかに大腿部前外側に筋肉注射を行ってください。