蚊に刺された部分にセロハンテープやマスキングテープを貼る裏技は、X(旧Twitter)や各種動画プラットフォームなどで定期的にトレンド入りする定番の知恵袋ネタです。「嘘だと思って貼ってみたら本当に痒みが引いた」「無意識にボリボリ掻いてしまうのを防げる」といった肯定的な声が目立つ一方で、「剥がしたあとに真っ赤にかぶれた」「粘着剤で肌が荒れて余計に痒くなった」という悲痛な失敗談も後を絶ちません。
誰のデスクにもある文房具ひとつで不快な痒みから解放されるという手軽さが、長年にわたってこの噂を拡散させ続けている背景にあります。ネット上では「蚊の毒素は空気に触れることで活性化するため、密閉して酸素を遮断すれば無力化できる」といった、一見すると説得力がありそうなメカニズムまで流布していますが、果たしてこの説明は生化学的に正しいのでしょうか。