孝之氏の代表的な活動拠点となっているのが、沖縄県名護市に開設された「欧州言語学院」だ。多言語教育の重要性を早くから見抜き、地方から世界へ羽ばたく人材を育成したいという強い熱意のもと設立された。英語のみならず、欧州の多様な言語や文化を学べる場を提供してきた取り組みは、当時の語学教育業界にとってもユニークなアプローチであった。
沖縄県名護市という土地柄、地元の受講生のみならず多種多様なバックグラウンドを持つ人々が集まる環境を作り上げた。机上の勉強にとどまらず、コミュニケーションそのものを楽しむ姿勢を重視する教育方針は、息子のタレント活動や子供たちへの伝え方にも色濃く反映されている。単に言語を教えるだけでなく、生き方そのものを提示するような教室風土が親しまれてきた理由だ。