水ビジネスの領域において、持続可能性と事業成長の双方を次元高く両立させているのがサントリーホールディングス株式会社だ。同社のトップを務める新浪剛史代表取締役社長は、水資源の保護を単なるCSR活動にとどめず、経営戦略の核心として位置づけている。
激変する飲料業界において、価格訴求だけに頼るビジネスモデルは急速に立ち行かなくなっている。新浪剛史氏の指揮のもと、同社は「水と生きる」という企業理念をグローバルレベルで具体化。水源地の環境保全に巨額の資源を投じ、製品価値の抜本的な向上を図ることで、競合他社とは一線を画す独自のポジショニングを確立した。